【四十路の新米パパの実録】出産立会い~赤ちゃんお迎えまでの流れ

Dad-attending-birth 育児日記

こんにちは、管理人のアラフォーパパです。わが家に女の子の赤ちゃんがやってきて、もうすぐひと月が経ちます。そこで出産直前の家での様子と出産当日の動き、入院中の生活~赤ちゃんお迎えまでを振り返ってみました。出産を控えるママさん立ち会い予定のパパさんはぜひ参考にしてみてください。

出産直前のわが家の様子

思い返すと出産の前後は、いろんなことがぎゅっと詰まった期間でした。出産前のひと月は、赤ちゃんのお迎えに向けて色々なベビーグッズを準備し、部屋の掃除や模様替え、不用品の処分など年末の大掃除ばりに家の片付けをしていました。

アラフォーパパ
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ベビーベッドやバウンサーといった大物もこの時期に買い揃えました。

奥さんも思っていたより体が動くようで、一緒になって家の片付け。出産の1週間前の妊婦健診では「出産予定日より遅れそう」との診断だったこともあり、出産の前日まで愛犬たちの散歩をしていたくらいです。「出産はもう少し先になりそうだね」と夫婦でゆったりかまえていました。

出産当日の動きとパパの立会い

ところが出産予定日の3日前に事態が一変。その日の早朝5時に奥さんの陣痛がやってきたため、いつでも病院へ行けるよう急いで支度をすませます。午後になると陣痛の間隔が短くなってきたところで病院へ連絡を入れて直行。到着するや、奥さんは検査を経てそのまま分娩室に運ばれます。

奥さんが分娩室に入ってからは、出産の瞬間までつきっきりで立会いました。病院によっては「出産の直前だけ立会可」というところもあるようですが(知人談)、今回出産した病院では奥さんが分娩室に入ってからずっと付き添うことができました。

出産までの間、途中トイレで中座した以外は分娩室のなかで一緒に過ごし、奥さんの腰をさすったり、陣痛食を食べるのをサポートしたりしました。助産師さんが定期的に様子を見にきては、呼吸法や腰のさすり方、出産時の体勢などを指導してくれたのが非常に心強かったです。

アラフォーパパ
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分娩室に入った直後は長期戦になるかな…と覚悟。

念のため、おにぎりと飲み物を持参していたので助かりました。個人的な感覚としては、奥さんの陣痛の間隔が短くなるまでは時が経つのが非常に長く感じた一方、出産体勢に入ってからはあっという間の出来事といった具合でした。

出産の際は奥さんの枕元で付き添い、出産を終えると保育器(分娩室内にあり)のところへ移動して、医師や看護師さんと一緒に赤ちゃんの状態を確認。身長や体重もその時にはかりました。

ひと通りチェックを終えると、看護師さんから「赤ちゃんの抱っこはママさんファーストで♡」と促され、処置を受け終えた奥さんのところへ移動。分娩台で寝そべったままの奥さんに赤ちゃんが手渡されます。

アラフォーパパ
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そのままの流れで、赤ちゃんを抱きかかえて記念撮影しました。

その後は、分娩室にて奥さんと赤ちゃんとパパの3人でしばらく待機。この時にへその緒もいただきました。桐の小箱にガーゼを敷いた状態で渡してくれます。すぐに蓋をしめるとカビが生えるため、乾燥するまでは蓋を閉めないように助産師さんから促されました。

病室の準備ができたら、赤ちゃんは保育器、奥さんは車いすに乗せられてそれぞれ移動。パパはここで帰宅となります。結果、出産したのは分娩室に入ってから約4時間後の午後7時半すぎ。奥さんと赤ちゃんの処置が終わり、パパが病院を出たのは午後10時でした。

帰宅後は現実に引き戻された感覚で愛犬たちのお世話。バタバタと家を出たため「騒いだりしなかったかな」と心配しましたが、いい子に待っていました。その後は2匹を連れて夜のお散歩へ。よく晴れた日で月が煌々と輝く夜空が広がります。満月まであと2日、見た目はまんまるの立派なお月様でした。

アラフォーパパ
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ふと「満月の前後で出産する人が多いらしい」と奥さんが言っていたのを思い出しました。

明るい月明りに照らされて愛犬達と散歩をしながら、「父親になったんだな~」としみじみ感じた秋の夜。早朝から深夜まで走りっぱなしの出産当日でした。

出産後の入院生活

今回出産でお世話になった病院には、出産当日を含め5泊6日の入院。病室は完全個室でベランダ付き、おしゃれなホテルライクの部屋でした。

おしゃれなのは部屋だけでなく食事も同様。出産翌日の朝から一流ホテル並みの豪華な朝食が運ばれてきたそうです。奥さんがスマホで撮った食事の写真を毎回送ってくれるのですが、1食1食がもはや食テロなみのボリューム(笑)。思わず「これ全部たべたの?」と聞いたほどです。

さらに昼食と夕食のあとは、カロリーたっぷりの美味しそうなおやつが運ばれてきます。出産翌日こそ食欲が戻らず少し残したものの、あとの食事は全部たいらげた奥さん。出産で消費した体力を回復させるため、ものすごい量を食べるんだなと驚きました。

なお入院期間中は毎日面会にいきました。赤ちゃんを乗せてカートを押す奥さんの姿は、出産後のダメージもあって痛々しくもありましたが、モリモリ食べて日に日に元気になっていく様子には、こちらも元気づけられた次第です。

アラフォーパパ
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赤ちゃんと会うのも楽しみでした。

ちなみに入院中はずっと赤ちゃんと一緒にいるわけではなく、ゆっくり休みたい時はナースステーション隣接の新生児室で預かってくれる仕組み。奥さんも体力の回復に専念できました。美味しい食事も相まって、ここに入院すると「家に帰りたくない」というママさんが多いという理由がよくわかります。

そのほか入院中は、院内の施設でリフレクソロジーを受けられたり、退院前日の夜には「セレブレーションディナー」と称したお祝いの席が設けられたりと、まさに至れり尽くせり。そんなこんなであっという間に5泊6日の入院期間が過ぎていきました。

赤ちゃんのお迎え

出産から6日後、いよいよ退院の日です。朝11時までにチェックアウトする必要があるので、荷造りの手伝いをするため1時間ほど前に病院へ。入口に到着すると、同じ日に出産したご夫婦が一足先に自動ドアを出て退院していくのを目にしました。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱き、笑顔で病院をあとにするご夫婦の姿はなんとも幸せそう。「次はわが家の番だな」と、足早に奥さんと赤ちゃんの待つ病室へ向かいます。

病室につくとおおかた荷物はまとめられており、奥さんは休憩中。「あっという間だったね」と夫婦で入院生活を振り返りながら身支度を済ませました。赤ちゃんは、奥さんが用意したセレモニードレスに身を包んでこちらも準備万端。11時を少し過ぎたところで病室を出ました。

退院は日曜日だったこともあり、院内に一般の患者さんはおらず関係者やスタッフのみ。「おめでとうございます」と声を掛けられながら、最後は受付周りでスタッフさんに記念撮影してもらいました。

この日は出産当日と同じ気持ちのよい秋晴れ。自動ドアを出ると雲一つない青空が広がっていました。「ついに退院か…」と出産~入院期間中の日々に思いを馳せつつ、赤ちゃんを抱いた奥さんと一緒にゆっくりと駐車場まで歩きます。

車に着いたら、奥さんと一緒に慣れない手つきで新品のチャイルドシートに赤ちゃんを乗せます。フリフリのドレスを着た赤ちゃんにシートベルトを装着したら自宅に向けていざ出発。家路につくなか、普段よりハンドルが重たく感じたアラフォーパパでした。

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