こんにちは、アラフォーパパです。今回は出産前の振り返りで「安産祈願」について書きます。わが家では奥さんが妊娠5か月目の時に、都内の中野沼袋氷川神社で安産祈願をしました。
その甲斐あってお腹の中の子はすくすくと成長。妊娠後期に奥さんが体調を崩したり、出産時は大変な思いをしたものの、無事に元気な赤ちゃんを出産できました。これも安産祈願によるご利益だと感じています。
そこで今回はわが家の安産祈願について紹介。この記事がこれから安産祈願に行こうか検討している方の参考になれば幸いです。
戌の日に安産祈願
実はわが家は、私も奥さんも神社が大好き。出産に向けて神様のご加護にあやかりたく、奥さんが妊娠5か月目の「戌の日」に安産祈願へ行くことにしました。安産祈願を受ける神社は、都内を中心にいくつか候補をピックアップし、最終的には「中野沼袋氷川神社」を選びました。
中野沼袋氷川神社を選んだ理由は以下のとおりです。
中野沼袋氷川神社を選んだ理由
・都内随一の安産祈願の杜
・安産にゆかりの深いものが沢山ある
・駐車場完備
とりわけ自宅から近かったわけではないのですが、安産祈願の神社として有名かつ安産にゆかりの深いものが境内に沢山あり、車でのアクセスも可能というところに惹かれて決めました。
中野沼袋氷川神社を参拝
中野沼袋氷川神社には車で訪れました。妊娠5か月目、奥さんの体調は安定してきたものの、お腹が大きくなり始めた時期。公共交通機関で行くよりも車のほうが移動が容易で体への負担が少ないこと、駐車場が完備されていることをかんがみて自家用車を使いました。
神社付近の道路はやや入り組んでいたり、狭い路地を通ったりするため、運転が不慣れな人には少し大変かもしれません。西武新宿線の沼袋駅から徒歩すぐなので、車の運転に自信のない方は電車を利用しましょう。
駐車場は第一と第二のふたつがありますが、第二のほうがきれいに整備されていてスペースも広く駐車しやすいです。神社の正面入り口にも近いので、一の鳥居をくぐって参拝したい場合は第二駐車場の利用をおすすめします。
境内の様子
厄除けの神様として有名な中野沼袋氷川神社ですが、一の鳥居の手前には安産祈願の「子育て狛犬」と書かれた大きな看板が掲げられており、安産祈願で有名な神社としても知られています。
鳥居をくぐって階段を登ると、さっそく「子育て狛犬」が出迎えてくれます。横に立てられた案内板には、江戸時代の名工である平田栄太郎と平田栄次郎によって文久4年(1864年)に作られたと書かれていました。
案内板によると古くから、3回なでるとお産が軽くなると言い伝えられているとのこと。奥さんもしっかり3回なでさせてもらいました。
境内の中心には立派な社殿と、向かって右手に授与所と社務所があります。現在の社殿は平成3年に造営したものだそうで、厄除け・疫病除けのご利益があるとされる須佐之男命(スサノオノミコト)がお祀りされています。
授与所には色鮮やかな切り絵の御朱印をはじめ、おふだやお守りなどが並んでいて賑やかな印象。
社殿の向かって左側には、幸せを呼ぶことで有名な「三本願い松」がズーンとそびえており、その後ろには境内社が3社ならんで祀られています。ほかにも華やかな神楽殿や中野七福神なども設置されていて見所満載。隅々まで手入れが行き届いており、シャキッとした空気が漂う清々しい神社です。
安産祈願のご祈祷
授与所の係の方に安産祈願の祈祷を受けたい旨を伝えると、社務所のほうへ案内されました。祈祷の待合室は社務所の中にあり、一度に20~30人くらいは待機できるほどの広さがあります。芸能人や著名人の参拝も多いらしく、待合室の一角には色々な方のサインが飾られていました。
わが家が受付した時はちょうどこれから祈祷のタイミングだったようで、祈祷申込書と初穂料を納めるとすぐに社殿へ案内されました。平日でしたが、わが家のほかにもう一組のご夫婦が先に社殿に通されており、一緒に安産祈願の祈祷を受けました。
祈祷を執り行った宮司さんは丁寧に安産祈願の説明をしてくださり、落ち着いた雰囲気のなか祈祷を受けることができました。なお自前の妊婦帯を持参すると祈祷時に神前へ置いてご神気を入れてくれます。祈祷後には安産祈願のおふだをはじめ、お守りや腹帯などの授与品もいただきました。
わが家の場合、神社に到着してまもなくの祈祷だったので、絵馬への願掛け記入は祈祷後に行いました(本来は祈祷の前に願掛けを書いて、書きあがった絵馬を神前に置いた状態で祈祷するようです)。
宮司さんからは「ゆっくり書いてくださいね」と促され、広々とした待合室でのんびりと時間をかけて書きました。絵馬への願掛けを書き終えたら、安産を祈願して境内の絵馬かけに奉納。絵馬に描かれた子育て狛犬がとてもかわいいので、ついつい持って帰りたくなりました。
帰宅後にしたこと
自宅に帰ってからは、中野沼袋氷川神社で授与してもらった腹帯(安産祈願の授与品で、個別に持参した妊婦帯とは別のものです)を奥さんのお腹にぐるりと装着。腹帯にはご神気が入っているので、安産祈願にあたり必ず一度は巻くように宮司さんからも促されていました。
授与品としていただいたのは、犬印岩田帯のさらしタイプ。
実は慣れない人がお腹に巻くのはなかなか大変で、途中で何度も巻きなおさなければなりません。わが家もさらしタイプの帯を巻くのははじめてで、悪戦苦闘しながら何とか巻いた写真がこちら。愛犬たちも不思議そうな様子で見つめていました。
そのほか授与品の安産祈願のおふだは人の目線より高い場所に置くのがよいとのこと。わが家では付属の台に立てて、食器戸棚の上に飾りました。こうして安産祈願の行事は無事終了。出産に向けて夫婦そろって気持ちを整える良い機会となりました。
まとめ
以上、わが家の安産祈願について紹介しました。祈願の甲斐もあって、奥さんは元気な女の子の赤ちゃんを出産。30代半ばの初産ということもあり決してスムーズな出産ではなかったのですが、母子ともに無事出産を乗りこえることができました。
出産時はミラクルがいくつも重なったため、これもひとえに中野沼袋氷川神社の神様のご利益だと感じつつ、「安産祈願をしておいて本当に良かった」と思った次第です。
神社での安産祈願は一生に数える程しかない貴重な機会。普段は神社を参拝する習慣がない妊婦さんもこの機会にぜひ安産祈願に訪れてみてはいかがでしょうか。
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