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こんにちは、アラフォーパパです。これからワンちゃんを飼おうか検討中の方には、ダックスフンドを候補にあげる方も多いのではないでしょうか。ダックスフンドはその愛くるしい容姿から、人気の犬種として毎年上位にランクインする常連でもあります。

最近では一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が毎年発表する「犬種別犬籍登録頭数」における2024年の登録頭数ランキング(2023年1月~12月分)で3位。ペット保険シェアNo.1のアニコム損害保険株式会社による「人気犬種ランキング2024」で5位に入るなど、高い人気は健在。
その一方でダックスフンドは「気性が荒い」「よく吠える」などの理由で、お迎えに二の足を踏む方がいるのも事実。では実際のところ、ダックスフンドの性格はどんな感じなのでしょうか?
そこでわが家の愛犬たちをもとに、一般的なダックスフンドの性格がどの程度当てはまるのか検証してみました。この記事がダックスフンドを飼うか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ダックスフンドの性格とは
一般的にダックスフンドの性格はどんなものなのでしょうか。ここでは書籍『犬種別 一緒に暮らすためのベーシックマニュアル もっと楽しいミニチュア・ダックスフンドライフ』※で紹介されているダックスの性格的な特徴をまとめました。
<ダックスフンドの性格>
・勇敢
・賢い
・エネルギッシュ
・好奇心旺盛
・フレンドリー
・愛情深い
・仲間意識が強い
・甘えん坊
・自立心が高い
・警戒心が強い
小型で愛らしい容姿ゆえ「か弱い」「大人しい」というイメージを持たれやすいダックスフンド。しかし実は、アナグマの狩猟犬として作出されたハンティングドッグです。ハンターとして勇敢で賢く、機敏な動きと豊富な運動量を誇ります。


小柄ながら筋肉質で運動神経も抜群。驚くほどエネルギッシュです。
好奇心旺盛でフレンドリーな性格のため、外出にも向いています。順応性が高く、小型犬としては体力もあるので、キャンプなどのアウトドアも一緒に楽しめる犬種です。

常に飼い主のことを気にかけてくれる愛情深さもダックスフンドならでは。家族に対しても愛情深く忠実なので、子どもの遊び相手にもなってくれます。
またダックスフンドは仲間意識が強いのが特徴。猟犬として働いていた歴史をもち、協調意識の高い犬種なので多頭飼育に向いていると言われています。わが家でも年齢差のあるダックスフンドを2匹飼っていますが、仲良く暮らしています。
甘えん坊で飼い主のそばにくっついてきたがるタイプも多いのもダックスの魅力。人が大好きな分、留守番はあまり得意ではありませんが、トレーニングすれば問題なくできるようになります。
その一方でダックスフンドは自立心が高い犬種でもあります。四六時中の抱っこやべたべたした密着を好まず、ひとりの時間を大切にする子もいます。狩猟犬ゆえの警戒心の強さと勝気な性格から、他の人や犬が苦手なタイプもいるなど、ダックスフンドの性格は個体差が大きいのが実情です。
※(参考:愛犬の友編集部「犬種別 一緒に暮らすためのベーシックマニュアル もっと楽しいミニチュア・ダックスフンドライフ」,誠文堂新光社,2019年4月)
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わが家のダックスフンドの性格
ではわが家のダックスフンドたちはどんな性格なのか、あらためて比較してみます。わが家にはダックスフンドが2匹いるので、それぞれ上述したダックスフンドの性格にいくつ当てはまるか、〇△×の3段階で検証してみました。
〇:当てはまる
△:どちらかというと当てはまる
×:当てはまらない
兄犬(ミニチュアダックス)

兄犬のミニチュアダックスフンドを検証した結果は以下のとおりです。
ダックスフンドの性格 | わが家の兄犬の場合 |
---|---|
勇敢 | 〇 |
賢い | △ |
エネルギッシュ | 〇 |
好奇心旺盛 | △ |
フレンドリー | × |
愛情深い | △ |
仲間意識が強い | △ |
甘えん坊 | 〇 |
自立心が高い | △ |
警戒心が強い | △ |
わが家の兄犬は現在14歳のシニア犬。11歳の時に前立腺肥大が認められ、去勢手術をしています。手術後に性格が多少マイルドになった感はあるものの、野性味あふれるダックスです。
もともと怖いものなしで俺様的な性格の持ち主。他のワンちゃんの前でおじけづくことがありません。10歳を過ぎてからでも芸を覚えられる賢さもあわせ持っています。
若い頃に比べれば体力は落ちたものの、14歳の現在でも元気にお散歩するエネルギッシュなわんこ。外出から帰ったあとも部屋の中を活発に動き回っています。
活発さも相まってシニア犬になっても食欲は旺盛。給餌の前はよく吠え、与えたら与えた分食べてしまいます。留守番させていた際、隠しておいたお米の袋を見つけ、袋を破って生のお米を300gほど食べたり、乾麺の袋を破って3~4個平らげたりと食欲無尽蔵なダックスです。
好奇心は加齢の影響で薄れてきていますが、行ったことのない場所や久しぶりに訪れる場所は積極的にクン活するなど状況によりき。他のワンちゃんや飼い主さんに対してはほとんど興味を示さず、散歩ですれ違ってもスルーすることがほとんどです。
愛情深いとは言い難い性格ですが(笑)、仲間意識は強いほうです。弟犬を迎え入れた当初はなかなか受け入れない時期もありましたが、「仲間」と認めてからは2匹仲良く暮らしています。

俺様的な性格の兄犬ですが、じつは大の甘えん坊。近くによってきては飼い主の手や顔をなめたり、寝ていると傍にきて体を密着させて添い寝したりと、シニアになってからも甘えたさんは健在です。
自立心と警戒心については加齢や去勢手術の影響もあってか無いとは言わないまでも、そこまででもないかな…といった具合になります。
弟犬(カニンヘンダックス)

弟犬のカニンヘンダックスフンドを検証した結果がこちら。
ダックスフンドの性格 | 弟犬の場合 |
---|---|
勇敢 | × |
賢い | 〇 |
エネルギッシュ | △ |
好奇心旺盛 | 〇 |
フレンドリー | 〇 |
愛情深い | 〇 |
仲間意識が強い | 〇 |
甘えん坊 | 〇 |
自立心が高い | 〇 |
警戒心が強い | 〇 |
弟犬は現在3歳、未去勢のオスです。生後4か月少し前にお迎えした子でわが家に来て4年目に入りました。
兄犬とは対照的な性格をしており、こわがりでよく吠えます。苦手なわんちゃんを見つけると踵を返したり、動かなくなったりします。その一方で賢さは高く、指示をよく聞いて行儀も良いです。
エネルギッシュといえばそうなのですが体力はあまりなく、散歩や外出から帰ってくるとクタ~っとしています。兄犬と比べると復活は早いですが、持続力がない感じです。
年齢的に若く、未去勢ということも相まってか好奇心は旺盛。お散歩ではクン活に励み、どこに連れて行ってもよく駆け回ります。基本的には人もワンちゃんも好きで、特に若い女性にはべったりと甘えるフレンドリーなダックスです(笑)。
昨年生まれた娘の面倒をよく見るのも弟犬。娘が夜泣きしていると様子を見に来たり、日頃からあやしたりしてくれる愛情深い一面をもっています。

仲間意識も高く、兄犬のことがとにかく大好き。お迎え当初は兄犬に威嚇されたり噛みつかれたりと散々な目に遭いましたが、それでも兄犬にかまってちゃんでした。今でも兄犬を遊びに誘ったり、体をくっつけて寝たりと兄犬ラブは健在です。
甘えん坊なところは兄犬と一緒。近くにいると抱っこを要求したり、お腹を出してなでなでを要求したりしてきます。お留守番させたときは、飼い主が帰ってくるなり鳴き始め、近寄ると全身ですりすりしてくるほどの甘えん坊です。
一方で自立心が高く、時折いっぴきで過ごしている時間もあります。お散歩では自分が行きたいルートはこっちだと主張する場面も多いです。未去勢で縄張り意識が強く警戒心も高いため、オス同士とくに未去勢のワンちゃんを見つけるとよく吠えます。
まとめ
以上、わが家の愛犬たちをもとにダックスフンドの性格を検証してみました。一般的なダックスフンドの性格に当てはまる部分が多い一方、そうではない部分もいくつか見受けられました。一口にダックスフンドといっても、やはり性格には個体差が大きく影響しそうです。
これからダックスフンドを飼おうか悩んでいる方はワンちゃんの性格をよく見てからお迎えすることをおすすめします。
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