こんにちは、アラフォーパパです。わが家はダックスフンドを2匹飼っていますが、タイトルのとおりトイレの失敗が多くて困っていました。これまで試行錯誤を繰り返し、トイレ対策に色々と工夫を凝らしてきた経緯があります。
その甲斐もあって今ではトイレの失敗も減り、掃除の手間も省けるようになってきました。そこで今回はダックスフンドがトイレを失敗する理由とわが家の対策について解説します。
ダックスフンドはトイレの失敗が多い
インターネット上の記事でもたくさん書かれていますが、ダックスフンドはトイレの失敗が多い犬種です。ここでいう「失敗」とは、トイレに入って排せつ(おしっこ)したものの、トイレシートの外におしっこがはみ出してしまう事象を指します。
トイレのしつけができている前提での失敗です。
失敗の理由は「ダックスフンドの体形」。胴長のため、ちゃんとトイレの場所にいって排せつした場合でも、胴体の後ろ側がトイレにおさまらず、トイレシートの外におしっこがはみ出してしまうケースがよくあります。
対策としてトイレトレイのサイズを大きくしたり、トイレ自体をサークルで囲ったりする方法がありますが、失敗をゼロにするには至らず…。
むしろシニア犬にはトレイの淵の段差が乗り越えにくくトイレに入らなかったり、サークルの下におしっこが染み込んで掃除の手間が増えたり…かえって失敗を助長する事態になったため、わが家では他の手段を講じることとなりました。
わが家の愛犬トイレ対策
では実際に愛犬のダックスフンドたちがトイレを失敗しないためにどんな対策をしているのか、わが家の一例を紹介します。
犬用のトイレトレイは使わない
愛犬達のトイレ失敗を減らすために、わが家では犬用のトイレトレイを使っていません。代わりに犬用サークルに付属していた床トレイを使用しています(サークル自体は現在使っていません)。
犬にとって適切なトイレとは犬の全身が入って、その上でクルクルと回転できる程度の大きさのもの。わが家のダックスフンドたちは体格が大きいこともあり、犬用トイレトレイでは収まりがわるくなっため、使わなくなった次第です。
犬用トイレトレイの3~4倍の広さがあるので、愛犬たちの全身がトイレの中に余裕でおさまるようになりました。犬用トイレトレイと比べると淵の段差も低いので、シニア犬でも乗り越えやすくなり、トイレの失敗も減っています。
写真のトレイはワイドタイプのトイレシートを横に3枚並べることが可能。部分的におしっこを吸収したシートは2つ折りや3つ折りにし、未使用部分を表にしてトレイの余白部分に敷いて無駄なく使うようにしています。
デメリットは部屋を占領する面積が大きいこと。トレイ自体が大きいので、設置した場合に生活導線に支障の出ない広さの部屋が必要です。
なお犬用サークルのトレイがない場合は、ホームセンターで売っている大きなプラスチックトレイでも代用できます。わが家は実家に大き目のプラスチックトレイを置いていて、帰省した際に愛犬たちのトイレとして活用しています。
犬用トイレトレイ2個分くらいの大きさがあるのでトイレの失敗も少なく、安心して愛犬を連れていけるようになりました。
トレイの周りにもシートを敷く
わが家ではトレイの中だけでなく、外側にもトイレシートを敷いています。
これはトレイの中に敷いてあるトイレシートが汚れてくると、愛犬達が中まで入らず手前でおしっこすることがあるからです。シートを敷かない状態でトレイの手前でおしっこされると、トレイの下までおしっこが流れこんで被害が大きくなるので必ず敷くようにしています。
ただしこの対策にはデメリットがあります。それは愛犬達が「トイレと認識する範囲が広くなる」ということです。本来はトレイの中がトイレなのに、周辺に敷かれたシートの上もトイレだと思い込んでしまいます。
そうするとトレイに入るどころか、周辺に敷かれたトイレシートに少し乗っかった状態でおしっこしたりします。
トイレシートの下を伝って周りの床がびしょびしょになることも…。
そのためこの方法を取る場合は、トレイの中のシートを普段からこまめに取り換えてキレイにしておくことがキモになります。
トイレが成功したらすぐ褒める
最後の対策は「トイレが成功したらすぐ褒める」です。これは子犬のトイレトレーニングの頃からやっていたことですが、成犬でもトイレの失敗が増えるようになってから改めて褒めるようにしました。
トレイの中に全身が入った状態で排せつした場合に褒めています。
これを繰り返していると、トレイの中のシートが多少汚れていても、トレイの中に全身を入れて排せつしてくれる頻度が増えました。犬のしつけでよく言われる「正の強化」を使ったトレーニング法です。
「正の強化」を使うと、その行動を行うと良いことがある(褒めてもらえる)ことにより、行動の頻度が高まるとともに確実性も増していきます。また望ましい行動(トレイの中に全身が入った状態で排せつする)を褒めることによって、愛犬の行動を制限せずに自発的に行動するよう促す効果もあります。
まとめ
以上、愛犬がトイレを失敗しないためのわが家の対策を紹介しました。ダックスフンドの飼い主にとってトイレの失敗をなくすことは永遠のテーマと言えるかもしれません。いたちごっこの状況が続く中、工夫を重ねて失敗を減らすようにするしかないのが実情です。
わが家も例外ではなく、色々と工夫を重ねてみたものの、トイレの失敗ゼロには至っておらず…。ただ失敗の頻度を減らしたり、失敗した際の被害を軽減したりすることにはつながっています。
根気のいる取り組みですが、今後も愛犬たちのトイレ失敗ゼロを目指して創意工夫を凝らしていこうと思います。この記事が同じ悩みを抱える飼い主の皆さんの参考になれば幸いです。
【追伸】
本記事で紹介した「犬のしつけ」に関する話は、アラフォーパパが「愛玩動物飼養管理士」の勉強を通じて学んだ内容です。ペットのスペシャリストを目指し、毎年1万人以上が受験する人気資格となっています。
アラフォーパパは2級愛玩動物飼養管理士を取得しました。
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